新築マンションのメリットと特徴
新築マンションの魅力は、誰も住んでいないため自分が最初の所有者になることや、最新の設備を利用できることです。
中古マンションと比べると、新築マンションには所有感や愛着が湧きやすいといわれています。
また、新築マンションには最新の設備が備わっており、キッチンや浴室などの室内設備やセキュリティ設備も十分な性能を持っています。
さらに、新築マンションでは他の費用や税制面で優遇されることもあります。
例えば、デベロッパーから直接販売されるため、仲介手数料がかからない上、修繕積立金も最も安い時に入居することができます。
また、住宅ローン控除も新築マンションには非常に有利です。
参考ページ：マンションを購入するなら新築か中古どっち？メリット・デメリットを比較！
新築マンションのデメリットと注意点
一方、新築マンションには購入前に実物を見る機会がないというデメリットがあります。
中古マンションなら内見や見学ができるのに対し、新築マンションは建設途中や完成後の状態を実際に見ることはできません。
そのため、購入前にはイメージや図面だけを頼りに判断しなければならず、実際に住んでみたときに予想外の問題が起きる可能性があります。
購入を検討する際には、この点に留意する必要があります。
現地での環境確認が難しい
実際に、建設中の物件の状況を確認することができないため、住宅の購入者は、物件の完成までに、日当たり、眺望、風通しの条件を直接確認することができず、公式情報や模型・パースなどの資料のみに頼る必要があります。
その結果、住む前には予期しなかった環境的な問題が発生する可能性があります。
例えば、建築音や周辺の騒音が予想以上に酷かったり、住宅の向きや配置によって期待通りの日当たりが得られなかったりするといったことが起こり得ます。